TOFF&LOADSTONE | Philosophy

Philosophy

TOFF(=洒落物)&LOADSTONE(=人を惹き付けるもの)

ブランドアイコンの真鍮というクラシカルな要素と
デザインから醸し出されるモダンな表情という
相反する要素の絶妙な調和がコンセプトであり、
名前に由来しています。

金具や素材ひとつで バッグが変わる
バッグひとつで その人の品格が変わる

本当に良い素材や仕立て、
佇まいに宿るエレガンスをTOFF流ベーシックとして、
時を超えて受け継がれるデザインをまとわせ、
バッグ=モノを入れる道具ではなく
“ファッションの一部”としてのバッグを、
提案してまいります。

Materials

Brass – 真鍮鋳物の金具 –

金具ひとつで変わる、バッグの佇まい

レザーバッグの歴史をひも解くと、馬具の鞍に辿り着きます。その鞍において使われているのが、真鍮の鋳物です。乗馬の高貴なイメージとの相性はもちろんのこと、錆び朽ちることがなく、耐久性の面での評価も高かったためと言われています。

鋳物とは、砂の中で型を取り、そこに真鍮を流し込んで作る古来から伝わる製法のこと。かつてはバッグや家具などで使用されておりましたが、大量生産に向かないことと、コストが高くなるため、現在は皆無に近いのが現状です。特性上、形に均一性を持たせることが難しくいびつな形ですが、曲線美や手作りならではの温かみが魅力です。

真鍮に魅了された私達は、ブランドを立ち上げた時から、オリジナルデザインでの金具作りがライフワークとなっています。ブランドの代名詞的な存在である真鍮金具が、上質感、エレガントさ、アンティークの雰囲気、それらの全てを与えてくれます。

Leather – オリジナル製法の革 –

上質さの追求=労を惜しまない、という贅沢

goat skin

Made in USA、France、Italy…さまざまなブランドや良質な素材に触れてきたデザイナーが、「良い素材を無駄なく使いたい」と吟味した結果、行き着いたのが“タンニンなめしのヤギ革”。
表面が丈夫で傷付きにくく、それでいて下の層にあたるスエード部分の繊維がふわっと柔らかく軽い、という点が、バッグに適しているためです。

原皮選びから、色出し、そして仕上げとして、革に立体的な表情を出すために縮絨させるところまでを、全て革職人と直接コミュニケーションをとりながら作り上げています。ブランドにとって、非常に大切なパートナーです。

cowhide

素材のバリエーションとして牛革を使う際にも、全てオリジナルの工程を加えるのがTOFF&LOADSTONE流です。ミニマルさと弾力を求めて作り上げたのがシュリンク型押し革。バッグを作るのにふさわしい原皮選びをすることにより、通常の型押しで失われがちな革の質感を保っています。
豊かな表情が魅力のクロコ/リザードの型押し革は、染色をしたあとに、手塗りで調整をしながら陰影をつけていき、さらに上から透明なフィルムをラミネートするという懲りよう。

手間を惜しまず材料にこだわる姿勢が素材に宿り、言わずともその上質さを物語ってくれます。

CRAFTSMANSHIP #1ハンドメイドが織りなす
温もりのあるフォルム

  • トフ&ロードストーンが真鍮鋳物にこだわる理由

    生まれながらにして、100年の時を超えるアンティークのような風合いと色気を奏でる真鍮鋳物。製品に添えた瞬間から、長い歴史を感じさせる重厚さを漂わせ、さらにはバッグが持つ本来の美しさを浮かび上がらせてしまう魔法のパーツ。私たちは、この小さな金具のほとんどをオリジナルでデザインしています。大量生産ができずコストもかかるため、いまではバッグで使われることがほぼ皆無となった真鍮。その古き良き魅力を私たちは守り続けています。

  • 美しさを追求して辿りついた、ハンドメイドという手法

    トフ&ロードストーンのバッグは、革の製造から裁断、縫製、仕上げにいたるまで、どこまでもハンドメイドにこだわっています。小さな金具ひとつ取っても、その精神は息づいています。しかし、最初からそこを目指したのではありません。高みを目指して試行錯誤した結果、細かなニュアンスまで意思疎通ができ、妥協のないものづくりができたのはメイド・イン・ジャパンでした。さらに美しさを追求していった結果、ハンドメイドへと行き着いたのです。

CRAFTSMANSHIP #2古代から現代までが
ひとつの線でつながる瞬間

  • 砂型だからこそ生まれる曲線美

    金属を高温で溶かし、型に流し込む加工方法を鋳造(ちゅうぞう)といいます。紀元前3500年頃のメソポタミア時代から始まったとされますが、その頃から使われているのが砂型。トフ&ロードストーンの真鍮は、そんな伝統的な製法を使ってつくられています。水を含むと固まる砂の特性を生かしながら、均等に圧をかけ、何度も修正しながら完成させる気の遠くなるような作業。手間暇をかけることで、機械では真似することのできない美しい曲線が生まれるのです。

  • 機能を超えた新しい価値を求めて

    銅と亜鉛の合金である真鍮は黄銅ともいわれ、ローマ時代にはすでに貨幣がつくられていたといわれています。水に強く腐食が少ないため、現在は主に建築パーツとして使われていますが、ゆえにデザイン性が求められることはほぼありませんでした。トフ&ロードストーンは、鋳造による真鍮づくりにデザイン性を持ち込んだ先駆者。熟練した職人による伝統的な製法と、バッグデザイナーによる洗練のデザインが出会うことで、新たな価値が創造されるのです。